2015年05月31日

鳴き声







何が好きかと問われれば、黒川は、イツキとのセックスが好きだった。
身体だけの関係と言ってしまえばそれまでだけれど、それが抜群に良いのだから、手離せるはずが無かった。


どこまでも深く快楽を享受する身体。
悲鳴が得も言われぬ喘ぎ声に替わる瞬間は、同時に、自分の中の何かも達する気がした。
それが際限なく続く。イツキは、足の小指の先を舐めただけでも、イく。
声も涙もヨダレも、枯れることが無いのかと不思議になるほど、盛大に洩らす。



「……もう、や……ぁ…、マサヤ…、いじわる…すぎ……」



合間にそんな事を言われ、さらに、気が昂ぶる。
黒川が多少、行き過ぎとも思える手を施すのは、そんな声が聞きたい為だった。




「……イツキ、もっと、鳴けよ?」
「……も…お、………むり……」
「無理じゃ、ない。……だろ?」




イツキの中に埋もれている玩具をぐるぐると掻き回しながら、黒川がイツキの耳たぶを噛むと


やはり、イツキは、ヒイヒイと鳴いて、黒川を悦ばせるのだった。





posted by 白黒ぼたん at 23:00 | TrackBack(0) | 日記
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