2015年06月24日

昼下がりの情事・5







加瀬は、イツキを適当にからかい、揺さぶりをかけ、あわよくば次の約束を取り付けようか…と、それ位に思っていたので

まさか、今ここで始まるなどとは予想外で、驚いた。
さすがに場所が場所なだけに躊躇したのだけど、「する」と決めた時のイツキの、ダダ漏れする色香に飲み込まれてしまう。




イツキは、ああ言えば、こう返す、口達者な加瀬とのやりとりが、もう面倒になってしまった。
自分から持ちかけた取引のはずが、分が悪くなっていることは、解る。
どうせ最終的に、そう…なるのならば、いっそ今ここで、すぐに終わらせてしまいたいと、
半ば、自棄を起こしていた。







「……君って…、本当に……、こんな事ばっかり、してる…の?…」




肌蹴た上半身を加瀬に摺り寄せ、それだけで感じるという風に甘い声を出し、
くねらせた身体を、わざと、加瀬の股間に押し付ける。
多少、戸惑い、イツキを制しようと伸ばした加瀬の手を…するりとかわして、イツキは身を屈めて、今度は加瀬の股間に顔を埋める。



まだ何も脱いでいない状態なのだけど、ズボンの上から、イツキはそこを口に含む。
ある程度の硬さがあると解ると、目線だけを上にあげて、……嬉しそうに微笑む。




加瀬のベルトをカチャカチャと外すイツキの手は、まるで、大好きなオモチャを見付けた子供のようで




その、どこまでが演技なのかは、区別を付けることが難しかった。






posted by 白黒ぼたん at 23:00 | TrackBack(0) | 日記
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