2015年09月08日

始業式の朝・最終話






2人がイツキのマンションに辿り着く頃には、ようやく、重苦しい微妙な空気も消える。
梶原は1人でクスクスと笑い出し「……俺、アレコレ考え過ぎてた。…馬鹿みてぇ…」と、照れくさそうに呟いたりする。


イツキも、梶原との間のしこりが消えた事が、少し嬉しかった。
一ノ宮に嫌な話をされ、梶原と距離を置こうと思ってはいたが、それは思うより難しくて、

心に、負担が掛かるものだった。


「…ごめん、梶原。…俺も…、色々、考え過ぎてて…、ぐるっと一周、回っちゃった感じ…」
「あはは。…俺ら、今日、謝ってばっかりだな…」
「そうだね」




丁度マンションの入り口でそんな話をして、笑って、
「じゃあ、また明日」と手を振って、今日は、お終いになる。


イツキは、わだかまりも解け大人しく帰る梶原の背中を眺め、これで良かったのだと…思う事にする。





クラスが一緒になってしまった以上、無理矢理仲違いすることなど、イツキには難しい。
イツキにとって梶原が、気の許せる友人である事には、変わりがない。

あとは、自分が、黒川との関係を、上手くやれば良いのだと思う。
それも、ここ暫くの間の事を思えば…、多分、大丈夫なのではないかという気がする。





黒川から離れたいと、以前ほど思っていない事に、イツキは気が付いていた。






話、間延びし過ぎて、着地点が解らなくなってしまいました。すんませんあせあせ(飛び散る汗)
まー、とりあえず、梶原とは仲直り出来たという事で。
posted by 白黒ぼたん at 23:00 | TrackBack(0) | 日記
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