2015年11月13日

次の日の朝






目が覚めると身体中が痛くて、昨夜、自分が何をしてしまったかと不安になったけれど
梶原たちとボーリングに行ったせいだと気付いて、安心した。

四肢を縛られ吊るされて、無理な体勢で身体を貫かれた訳ではなかった。

股関節が特に痛くて、イツキは不恰好に歩きながら、笑う。
その痛みは…足を左右に開かされて、何時間も犯され続けた時に、似ていた。



洗面所で顔を洗い、歯を磨き、学校へ行くための支度をする。
制服のネクタイを結ぶと、普通の高校生のようで、変な気持ちになる。
いつ、自分が、そんな風になったのか、それとも、何も変わっていないのか、迷う。


多分、半分くらいは、普通の高校生になっていると思う。



「……そうやって、ちゃんと…俺、普通になる…。
もうちょっとで、高校も卒業して、大人になる。
…1人でだって、生きていける。…大丈夫……」



自分に言い聞かせるように、イツキは呟いて、上着を羽織る。

それでも、本当に、自分が独りきりで生きていけるのかどうかは…解らない。

たった2日、黒川から離れただけで、何となく落ち着かなくなっている自分は、


本当は、どうしたいのだろうか。




posted by 白黒ぼたん at 23:00 | TrackBack(0) | 日記
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