2016年01月04日

嫌悪感







黒川が手を伸ばすと、イツキは過剰なまでに、ビクリと震える。


黒川は、イツキが、男が死んだ事で変にナーバスになっているのだと思っていたが、

イツキは、それ以上に、……黒川に対して、嫌悪感を抱いていた。



この男は、他人の人生や生き死にに、平気で普通に関わり
軽く踏みにじり、足蹴に出来るのだと、今更ながら思う。

何かが一つ違えば、自分も、足蹴にされた側の人間だったし
これから先、何かの弾みで、そちら側に替わる可能性だってあるのだ。


まあ、まず、それは無いのだけれど
イツキにその判断は出来ない。



身を固くするイツキに構わず、黒川は手を伸ばし、イツキを傍らに抱く。
そして、空いている方の手で、残りの肉を口に放り、ワインで流し込むと
次は、イツキを食すと
ばかりに、抱えたまま立ち上がり、半ば引きずるように寝室へ連れて行くのだった。








あけましておめでとうございます。
こんな中途半端なお話の続きで新年を迎えてしまいました。すんませんあせあせ(飛び散る汗)

醤油っ辛いおせちの後には、甘いぜんざいを用意しておきます!
少々、お待ちくださいませ〜
posted by 白黒ぼたん at 22:10 | TrackBack(0) | 日記
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