2016年03月28日

開かずの扉・5







黒川の狡さを、こんなに簡単に許したくはないと、いつも思っているのだけど
それはなかなか難しい。
黒川はイツキの頬にキスをし、こめかみにキスをし、まぶたの上にキスをする。
鼻の頭をぺろりと舐められると、イツキはくすぐったさに身を竦め、つい口元を緩ませ、

黒川の侵入を許す。

ぬるりと熱い舌が入る。




「………だ……、め………」
「…ん?」
「…おれ、今日は…もう……、や…。………しない」



せめてもの抵抗にと、拒んでみるのだけど、そんな心にも無い事を口にしてみても通用はしない。
黒川は軽く笑い、「そうか?」と言って、さらに舌を奥に絡めてくる。



「……眠いもん。……寒いし…」
「すぐに熱くなる」
「……お尻、……痛いし…」
「…ふぅん…」



黒川はもう一度イツキの顔を見て、ニヤリと笑うと…
するりと向きを変え、布団の中に潜り込む。


「………あっ、……ひゃっ……いや、……だめ…ぇ…」


そして、イツキが痛いと言う箇所に顔を埋め、そこを丹念に舐め融かして行くのだった。





posted by 白黒ぼたん at 21:42 | TrackBack(0) | 日記
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