2016年04月18日

でこぴん






黒川が部屋に入ると、イツキはソファに横になっていた。
「…少し、熱っぽいかも…」と、イツキは言い、もぞもぞと身体を丸める。

「……どうせまた……」
「はいはい。ヤった後、そのまま濡れたまま、裸で寝てたんだろうって言うんでしょ?」

イツキは黒川を見上げ、機嫌と気分のすぐれない顔で、そう言う。
黒川は、まさに言おうとしていた事を言われ、苦笑いする。

「……ベッドで寝ろ。……邪魔だ」
「……はぁい…」

ゆっくりとした動作でイツキは起き上がり、よろよろと寝室に入るのだった。





暫くして、黒川が寝室を覗くと、
イツキは微動だにせず、深く、眠りに落ちていた。

一瞬、
息さえしていないような気がして
黒川の息が止まる。



ベッドの傍まで行き、イツキの顔を覗き込み、微かな呼吸を確認するように口元に耳を近づける。
胸元に手をやると、確かに上下している。……死んではいないようだ。


「……クソ。……驚かせるなよ……」


黒川は一人で慌て、1人でそんな悪態を付き
イツキの額を軽く指で弾き

寝室を出るのだった。





イツキ共々、少々体調、崩し中です。
更新、お休みがちです、スミマセン〜
posted by 白黒ぼたん at 20:18 | TrackBack(0) | 日記
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