2016年05月21日

朝風呂・2







一糸纏わぬ黒川が同じ浴室に入って来て、イツキは無駄にドキドキしたのだけど

黒川は普通に身体を洗い、普通に、イツキと一緒の湯船に入って来た。

ユニットバスではないものの、ごく一般的なサイズの湯船に、男2人は少々、キツイ。




「………狭いな」

黒川はそう言って、笑う。

「…マサヤ、来たの、知らなかった…。夜中に来たの?」
「…ああ」
「……俺、この後、学校……だよ?」
「ああ。俺も横浜だ。リーが車で迎えに来る」

黒川は手で湯をすくい、バシャバシャと顔を洗うと、ふうと息を付き、浴槽に足を伸ばす。
当然、イツキの居場所は狭くなり、どう身体を置こうかと、あたふたしていると


黒川は手を伸ばし、イツキを抱く。





「……マサ…」

「吉村とは、寝たのか?」




抱かれ、うっかり目を閉じていると、黒川は興ざめな事を聞く。



「………うん」




そう、イツキは素直に答える。
もっともそれは、黒川にとって、ただの確認に過ぎなかった。





posted by 白黒ぼたん at 23:00 | TrackBack(0) | 日記
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