2017年02月27日

馬鹿な子・9






別に焦らしている訳でも煽っている訳でもないのだが
イツキが、服を脱ぐ様子は、見ものだった。
俯き加減、伏せた瞼。細く白い指がシャツのボタンをひとつ、ひとつ外す。
ベルトを外し、ズボンのボタンを外すと、面倒なのか、下着ごと一気に足元に下す。
その雑さが、滲み出る色気と違い過ぎていて、逆に面白い。

イツキはどこか怒っている風で、加瀬と視線を合わせないまま、ベッドに上がる。
上がってから、靴下を脱ぐのを忘れていたことに気付く。


「ああ、いいよ、そのままで。…ふふ、学校の白ソックス? …君も好きだね、そういうの…」


加瀬が笑う。


「……でんき、…けして…」
「うん?まだでしょ?……ワンちゃんみたいに四つん這いになって、お尻こっちに向けて…、入れてください、って言うんでしょ?」


調子に乗ってそう言う加瀬を、イツキは下から目線でチラリと、睨む。
その拗ねた様子も可愛いと、自分で気が付いているのか…、……どこまでがイツキの「営業」なのか、イツキ自身にも解らない。

とにかく、今日は早く終わらせてしまいたいと、
イツキは加瀬の言う通り、四つ這いになり、尻を突き出し、軽く揺すって…「…入れてください」と、言うのだった。





拍手ぱちりとコメント、ありがとうございます!
お返事出来ていませんが、嬉しく読ませていただいています。
励みになりますー。頑張りますー!!
posted by 白黒ぼたん at 21:23 | TrackBack(0) | 日記
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