2017年03月12日

馬鹿な子・18







「こうなると解っていて、自分から仕向けたんだろう?
ココに、…挿れられると解っていて……」


黒川はイツキの蕾に人差し指の先を当てる。
少し、揺らし、少し、無理に押し込めると、つぷんとそれは中に入る。
加瀬が使ったジェルの感触がまだ残っているのか、中はべたつき、そう力を入れずとも指の途中までは簡単に飲み込む。

黒川は、一度指を引き抜き、今度は人差し指と中指を中に入れる。



「…相変わらず、…ユルイな。…お前の身体は。
…遊ぶのは勝手だと、いつも言っているが…、深みにハマって抜け出せなくて困るくらいなら…、最初から何もするなよ。

…途中で、止められるはずもないだろう。相手も。お前も」



中で指をくちゅくちゅと動かしながら、黒川は後ろからイツキに覆いかぶさるようになる。

背中に、ぬるりとした感覚があったのは、黒川が舐めたからだろう。

尾てい骨から、うなじまで、じっとりと舐め上げる。
それだけでイツキは、泣き出したくなるほど、感じてしまう。



「………ん。……あ…っ………ん…」



変なタイミングでイツキが鳴く。
おそらく自分でも、自分の身体がどこまでキているのか、解っていない。

中の、黒川の指は絶え間なく、瀕死の芋虫のように小刻みに動くばかりで。
決定的な刺激を与えてくれるわけではない。
欲しいところを掠めたかと思えば、力を抜かれてしまう。


…尻が、化け物の口になってしまえば良いのにと、イツキは思う。
こんなにもどかしい思いをするくらいなら、いっそ、大口を開けて黒川の腕ごとばくりと飲み込み、そのすべてを咀嚼出来れば良いのにと、思う。




「……足りないんだろう?」


そして、イツキの考えを見透かしたように、黒川が言う。





posted by 白黒ぼたん at 14:13 | TrackBack(0) | 日記
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