2017年05月14日

均衡・最終話







黒川にも、黒川なりの言い分があった。
イツキの『仕事』は、イツキ自身が了承して受け入れている事なのだし
今までイツキを売り込んでいた手前、今更、止められない付き合いというのもある。

何より
疲れて憔悴するイツキが好きだった。
こんなイツキになら、

無条件で、優しくすることが出来る。





「動けるか?帰るぞ」
「……眠い…」
「ヤリ過ぎだ。佐野ともヤッて来たんだろう?」
「……ん」

黒川の言葉にイツキは悪びれることもなく、こくんと頷く。
もぞもぞと身体を起こし、ソファに座り直し、伸びと欠伸を同時にして、手の甲で顔を擦る。

その手を、黒川に差し出す。
黒川は手を取り、イツキを立たせるように引き上げる。
立ち上がり、向かい合ったついでに、軽く身体を抱き締める。

イツキも、手を、黒川の背中に回す。

  



ただそれだけの、話。




おわり






いつも◎スイッチ◎にお立ち寄り頂き、ありがとうございます。
拍手ぱちぱちメッセージ、大変励みにしております、
本来なら個別にお返事したいところなのですが、なかなか対応しきれずスミマセン…。
ブログ内にもコメント受付があります。こちらですと、返信がしやすいかな…?…どうかな??
パソコンやらブログやらの知識が十数年前から一ミリも進んでいなくて、色々、不便なトコロが出ていると思いますが…
もうしばらく、お付き合いいただけると嬉しいです〜(#^_^#)


posted by 白黒ぼたん at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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