2017年06月23日

必要最低限







後から思えば

黒川の言葉は酷く不確かだ。

『小野寺には、そんな事はさせない』とは、言うが

黒川が言う、『そんな事』は、どこから、どこまで…なのか。

おそらく、同意なしに、豊胸手術はさせないにしても。






確かめたくても、すでにイツキの息は上がり、まともな会話が出来る訳はない。
もっとも尋ねてみたところで、今の黒川には、誠実な返事をするほどの余裕はない。


焦れ焦れと、中を犯す黒川の指の刺激に、ついにイツキは物足りなくなり
自分から腰を浮かせ、身体を離すと、拗ねた不機嫌顔はそのままに、黒川の上に乗る。

「……がっつくなよ。…ものには、手順が……」


と、言いかけた黒川に構わず、イツキは勃ちあがった黒川のものを口に含み、舌を絡める。

おそらくそれは黒川の為にではなく、自分の為にだったが
結果としては同じだった。

十分な硬さと、ぬめりを持った所で、イツキはそれを、自分の入り口にあてがう。




「…あっ…あッ……あ……ああッ……」




自分から動いて解っていたはずなのに、思いのほか大きな声が出てしまう。
自分ばかりが良くては、なんだか恥ずかしいので…イツキはチラリと黒川の様子を伺うが

黒川も、ほぼ変わらない様子だったので、安心する。









「………マサヤは、………ちゃんと、俺のこと……、護ってくれるの?」



喘ぎの合間に、ついでのように、必要最低限の質問をすると、黒川は



「……くだらん。……当たり前の事を聞くな。………そんな暇があるなら、もっと、ヨガれよ……」



そう言って、イツキの腰を掴み、自身の腰を突き上げ、激しく中を揺するのだった。






posted by 白黒ぼたん at 14:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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