2017年07月08日

脆弱イツキ







その夜のイツキは何故か、酷く、脆かった。
接待と称し、黒川を交え、顔なじみの客と酒を飲んでいたのだけど
黒川は、『どちらでも。お前の好きにしていいぜ』とイツキに耳打ちし、消えてしまう。
イツキの判断に任せると、イツキの気持ちを尊重するると、そんな優しさを装いつつ
この状況では、選択肢など、一つしか残されていない。




酒に酔い、ふらつき、介抱されながら手洗いに行くと
いつの間にか寝室に通されていた。
違う、と言おうと口を開くと、すぐさま男の口で塞がれ
帰る、と、歩き出すも、そのままベッドへと押し倒された。


「…ちがう。……おれ、きょうは…、……しない」
「………ふふ。………そう?」


するりと男の手が、イツキのシャツに滑り込む。
交差させるように重ねた脚が、イツキの股間を擦り上げる。
首筋を舐め、耳たぶを噛み、耳の穴に舌を入れ、ぴちゃぴちゃと音を立てる。



「……可愛いな、イツキ。今日は、…俺のものになれよ」



そう言われてしまうと、イツキはもう、駄目だった。




「………や…」




と、最後に一言、微かな抵抗の言葉を漏らしたものの、身体中の力が抜ける。


イツキの腕は男の背中に巻き付き、その肌の熱に心酔し、快楽の波に飲み込まれて行くのだった。








パイレーツオブカリビアン見てたら
なんだかイメージが海っぽくなっちゃった・笑
posted by 白黒ぼたん at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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