2017年08月07日

刷り込み







多分、どう考えたっておかしいのは解ってる。
俺がしている事も、俺とマサヤの関係も、どう考えたって、マトモじゃない。
今だって、一応、恋人…っぽい立場の俺を、大嫌いとだと言っていた男に、平気で差し出す。
俺が、そこで、何をされようが、別にお構い無しで。


俺だって


おかしいと思っているなら、逃げ出せばいいのに。
マサヤの元から離れて、隠れて、別れてしまってもいいのに。
好きでもない男と、好きでもないセックスを強要される日常から
逃げて、離れて…、…普通の、普通の生活を、送ったって良いはずなのに。


俺の、足は、小野寺が待つ、ホテルへと向かっている。
まるで、これは、確実に決められた事で、俺自身には、変えようもない事みたいだ。




なんか、ほら。

生まれたてのヒナは、一番最初に見たものを親だと思っちゃうとか。
何度も経験した事は、頭より、カラダに染み付いちゃうとか
小さい頃、駄目だと思ってた事は、大人になっても駄目だと思い続けちゃうとか。

そんな感じで。



俺は、マサヤから、どんなに酷い扱いを受けたって
離れる事なんて、思いも付かないんじゃないかって……ふと、思う。




それは多分、マサヤも同じで




どんなに俺を雑に扱ったって、俺は、マサヤから離れないって

思ってるんじゃないかって、


思う。





posted by 白黒ぼたん at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/180582675
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
最近のコメント
余計な揉め事 by ぼたん (10/18)
余計な揉め事 by はるりん (10/18)
甘い欲求 by ぼたん (10/17)
足りないイツキ by ぼたん (10/17)
甘い欲求 by はるりん (10/16)
足りないイツキ by はるりん (10/15)
誘惑・5 by ぼたん (10/13)
誘惑・5 by A (10/12)
誘惑・5 by はるりん (10/12)
誘惑・3 by ぼたん (10/11)