2017年10月03日

我慢大会






昼過ぎにイツキが目を覚ました時には、もう部屋に黒川の姿は無かった。
少しは、まともな話をしようかと、少しは、思っていたので…
残念、というよりは、腹立たしい気持ちになった。


「………むかつく…、………あいつ……。ヤれれば、どうでもいいって感じ……?」


そう呟いて、毛布を頭まで引き上げて、深いため息を付いた。






明け方に、うっかり、身体を交わらせてしまった。
生理的に身体が反応してしまう時間帯だったし、寝ぼけていて頭が働かなかったし。

気付いたらもう始まっている状態では、なかなか、拒むことも出来ない。
ねっとりと乳首を舐められ、指でくちゅくちゅと、下の穴を弄られる。
一応、「嫌」と言って、黒川の髪の毛を掴んでみたのだけど

『……仕事なら、ヤれるんだろう?………そう、思っていろよ』

そんな憎たらしい事を言うのだった。



『……あ、……そう。………じゃあ、……我慢する…』
『…ああ』



色気のない会話を重ねながらも、思う以上に愛撫の手は優しく丁寧で
イツキの呼吸は、早くなる。
うつ伏せに寝かされ、舐められ、溶かされ、……入り口に塊を押し当てられて



イツキが我慢するのは、黒川の名前を、呼ばない事だった。






posted by 白黒ぼたん at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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