2018年01月15日

最初の事件・7








吊るしたハムかベーコンのように、くるんと身体を裏返される。
両手を繋いだロープは軋むも、腕はそう、痛くはない。
ジェルを垂らされ、そこいらに塗りたくられる。
男は背中に重なり、自身の塊を、イツキの尻の膨らみの間に挟む。

硬さと、大きさと、熱が解る。
すぐに挿入されるでもなく、ゆっくりと前後に動かされると、息が止まる。



「………ふ……」



うなじにチロチロと舌を這わされ、声が漏れる。
……イツキも勃起しているのか、うつ伏せだと挟まれ擦れる。
けれど、腰を浮かせると、まるで男のモノを欲しがっている格好になる。



「……まだ、時間はあるでしょ?……慌てなくていいよ」
「…………や、………ちが……」




耳元で囁かれ、耳たぶを舐められ、イツキがくすぐったそうに肩をすくめる間に、
男の指が一本だけ、イツキの中に差し入れられる。

指先を鉤のように曲げ、中を引っ掻き、ぐるりと回し、
抜けるか、抜けないかの所を何度も往復し、また奥まで差し入れ、揺らす。

男の舌先はイツキの耳たぶから首筋、肩を伝って、背中へ。
執拗に真ん中のくぼみを舐め、同時に、中に挿れた指を少しだけ動かす。



イツキは「………く」と小さく鳴いて、中で、達してしまうのだった。






posted by 白黒ぼたん at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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