2018年01月17日

最初の事件・8








喘ぎの合間に扉がノックされる音がした。
時間を急かされているようで、男は顔を上げ、「……ああ」と短く応える。
身体を離すとイツキはぱたりとベッドに伏せる。
このまま流されてしまえば、もう、どこに行ってしまうか……酷く不安。


男はもう一度イツキの身体を返し、仰向けに戻す。
その時、少し目隠しが外れ、一瞬だけ、男の顔を見る。
男はすぐに目隠しを直し、そのまま、唇を合わせる。
イツキは、入って来た舌を噛み切ることを、忘れる。



「…悪いね。…次はもっと、時間がある時にね」


唇の上でそう囁き、また身体をずらし、イツキの両足を抱える様に持つと
中心に自身のものを押しあて、何の躊躇いもなく、挿入した。
一突きで、イツキの中は十二分に満たされる。
それだけの硬さと質量だった。




当然。
イツキにはもう、物事を考える余裕は残っていない。


激しく動かれ、擦られ、打ち付けられて、頭の中がチカチカと光る。

一際強い押しの後、男の動きが止まり、そこでようやく、終わった事を知る。

ずるりと引き抜かれる時には思わず、「………ああ…あ…ん」と、声が漏れてしまった。





posted by 白黒ぼたん at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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