2018年02月02日

それから








3、4日は驚く程何もなく穏やかに時が過ぎた。
イツキはのんびりと学校に行き、若干眉間にシワを寄せ気味の梶原と昼食を食べ、タクシーで帰り、黒川と夜を過ごす。


乱暴された傷も、時間と共に和らいでゆく。
怖さも、感じた…違和感も、何となく、ただの気にし過ぎだったのではないかと…自分に納得させる。
そうでもしないと、やり切れないし、今までだって何度も、酷い目には遭って来たのだし。



それでも学校が冬休みに入り、ずっと部屋に籠りがちになると、
どうにも、落ち着かなくなる。

始終黒川と一緒にいて、セックスしている訳にも行かない。

ようするに、暇なのだ。





「………あー………」


昼間。部屋に一人。
ソファに寝そべり、スナック菓子を食べながら、気の抜けたテレビを見ていると、
駄目な人間になったような気がする。
こうなってしまうと本当に、自分にはやる事がないし、やりたい事もないし、…一周回って、自分は、世界のどこにも必要とされていないのではないかと、思う。



「……なんかする。そろそろ、動き出す……」


そう言って、ソファの上で伸びをして、また、丸まって。

『何か』と言っても、自分に何が出来るのだろうかと、半分、うとうとしながら考えるのだった。






まあ、しばらくはのんびりしても良いんじゃない?いっちゃんw
posted by 白黒ぼたん at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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