2018年03月03日

迷路








気の抜けた様子で小さな欠伸をかき、暇そうに足をプラプラさせる。
カワイイ、ただの、子供。



待合のベンチでイツキを見掛けた笠原は、あれが、本当に、あの時の男娼だったのかと、一瞬疑問に思う。



さらって来たのは昼日中の学校帰りだった……、…男娼が学校に行っているというのも驚きだったが……
笠原が見たときにはすでに目隠しをされ、ベッドに繋がれた状態からだった。

少年との行為は、嫌いではない。
役得と、存分に楽しむことにする。



『イツキ』はその筋では有名だった。
とにかく具合が良いと。黒川ほどの男が手元に置いているのだから、上物なのに間違いはないのだろうけど、


抱いてみると、それが噂以上であることが解った。




若い、というのは勿論。それを差し引いたとしても…、……肌の馴染みが良い。
滑らかでしなやかで、手の平に吸い付くとはこのことかと思う。
仕事柄、若い女を飽きるほど抱いて来たが、遜色なく。しかも反応が良い。
触れる、その直前に、もう感じている。感じて、ピリリと緊張が走る、その加減が絶妙だった。

飾りのような胸の乳首も、邪魔で、指先に引っ掛かるのが楽しい。
レイプされているくせに欲しがり過ぎて、腰をヒクつかせる様子も、卑猥だ。



中も、




笠原の、好みだった。





待合のベンチで見かけた少年と、あの時の男娼とを、繋げる線を探す。
それは複雑に絡んだ迷路のように、笠原を惑わすのだった。





posted by 白黒ぼたん at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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