2018年03月14日

本題・4








セックスは二人の部屋で。
あのまま事務所で始めてしまっても良かったのだが、ソファの上で半分身体を重ねたところで、一ノ宮が戻り、
三人、目を合わせて、苦笑いを浮かべてしまった。


『後の書類は私がやりますから、もう、帰って下さい』と、一ノ宮が、二人を追い払う様に手を振る。
お言葉に甘え、イツキと黒川は、二人の部屋に帰る。

部屋に入るなり、コトが始まる。




どうにかしてやっと寝室に辿り着き、身体を絡める。







「……んっ……」

少し急いていたのは黒川の方かも知れない。
イツキの鼻に抜ける声がまだ湿り気を帯びる前に、脚を開き、指を差し入れ、中を掻き回す。
ジェルを塗りたくっていたとしても、まだ、キツイ入り口。
そこを何度も解きほぐし、指を差し入れ、痛みで眉間にシワを寄せるイツキの顔を覗き込む。


「……ふふ。……良い顔だな…」
「…や、……マサヤ、………まだ、……むり……」
「もっと鳴けよ。……、……もっと、だ………」


それはまるで、好きな子を泣かせる子供のよう。
もしくは、反応を見て、相手と自分の存在と距離を確かめているのか。

イツキは目を閉じ歯を食いしばり、尻の、異物感に必死に耐える。
黒川の腕にしがみつき、爪を立てる。


その痛みが、心地よかった。





posted by 白黒ぼたん at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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