2018年03月16日
小話「アレ」
まだコトの途中。
可哀想なイツキは綺麗にイク事も出来ず、穴に、卑猥な玩具を詰め込まれたまま、短い吐息を繰り返す。
そこ、も、ここ、も、もう限界のきわで、あとほんの少しの刺激で足りるというのに
黒川はそれを与えずに、悪趣味に、隣で眺めて笑う。
「……マサヤ、……もう、だめ……」
「……ふふ。お前はそうしているのが、一番、いいぜ?」
手足を拘束され、芋虫のように身を捩りながら、イツキは涙目で訴える。
黒川は自分だけ、水割りのグラスに口を付け、指先の先だけでイツキに触れ、反応を楽しむ。
「のど、乾いた……、マサヤ……」
「……ん?」
もじもじと腰を揺すりながら、イツキがそう言う。
黒川は仕方なく、持っていたグラスをイツキの口元に近づける。
…と、言っても、横向きのイツキがちゃんと飲めるはずもなく。
イツキは、舌をチロチロと出し、グラスの縁を舐める様に、水分を取る。
「……まるで、…アレだな。……テレビでやっている、ペットの餌だな。……ふふ」
そう言って、黒川は笑う。
イツキはもう一度黒川を見上げ、抗議の目をするも
「………いじわる…」
と、つぶやくのが精一杯だった。
少し、書きそびれた話を書こうかな…と。
アレは、以前、コメントで頂いた、猫ちゃんのアレ。
いっちゃん、ぺろぺろしたら、可愛いかなーと。
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