2018年04月14日

ある日








西崎が黒川の事務所に行くと、ソファで、イツキが転寝をしていた。

「……不用心な奴…」

と、西崎は鼻で笑い、静かに、向かいのチェアに座り、黒川を待つついでにイツキを眺める。






最近は、黒川もイツキにご執心の様子で、片時も離れたくないという風にどこにでも連れ歩いているようだ。
仕事の合間に、ヤリまくっているらしい。……先日も、そうだ。
それでも、まだ、『仕事』にも出すらしい。
今だって、それ用の黒スーツだ。ワイシャツのボタンが2つ目まで開いている。

髪は濡れ、かすかに、石鹸の匂いがする。






西崎はイツキを、ただの淫乱だと馬鹿にしていた。
たまたま、多少、黒川に気に入られたぐらいで、つけあがっている子供だと。
そうなってしまった事情も、今の状況も知ってはいるが、同情はしない。
今、黒川がイツキに構うのは、単純に、カラダが良いからだと思っていた。




無防備な寝顔と、その奥に潜む卑猥さと。
ギャップに、相変わらず、気がおかしくなる。





寝惚けているのか、何か、話しかける様に、赤い唇がぱくぱくと開く。
そこにペニスを押し当てたら、おそらく、無意識に舐め始めるだろうと思う。


西崎は事務所のドアを伺い、まだ誰も来ないだろうと様子を伺うと


おもむろにチェアから立ち上がり、イツキの目の前で、腰を突き出すのだった。





posted by 白黒ぼたん at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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