2018年11月03日

反応








「…ふぅん?」



奥まで深く差し込み、そのまま笠原は身を屈め、イツキの顔の真正面に向き合う。
脚を広げ腰を折り曲げる無理な姿勢だが、イツキはそう苦しくない。身体も柔らかいし、何より…慣れている。

少し見つめ合って、キスをする。
イツキの中の笠原がびくんと脈打つのが解って、イツキも…ドキリとする。
それは笠原も同じで、ちょっとした動きにもイツキが反応するのが、……良かった。


そしてまた無意味に見つめ合ってしまう。




「…きみは、……面白いね。……困ったり、怖くなったり…、忙しい…」
「……べつに、…………ん」


言葉の途中で笠原がゆっくりと動き、息が詰まる。
奥の壁を突かれ擦られ、もう少し欲しい所で、ぴたりと動きを止められて。
焦れ焦れとした感覚に、イツキは思わず、自分から腰を揺する。





裂けるほど脚を広げ、折れる程身体を折り曲げられ、熱と痛みで身体がどうにかなってしまう程、強く、打ち付けて欲しい。





とは、言えずに。「……んんん」と鼻を鳴らして、首を左右に振る。
その様子を見て、笠原はふふ、と笑う。






「……どうしようか?……どう、して欲しい?……なんでも、してあげるよ?」
「………なんでも?」
「…ああ」







posted by 白黒ぼたん at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/184852972
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
最近のコメント
余計な揉め事 by ぼたん (10/18)
余計な揉め事 by はるりん (10/18)
甘い欲求 by ぼたん (10/17)
足りないイツキ by ぼたん (10/17)
甘い欲求 by はるりん (10/16)
足りないイツキ by はるりん (10/15)
誘惑・5 by ぼたん (10/13)
誘惑・5 by A (10/12)
誘惑・5 by はるりん (10/12)
誘惑・3 by ぼたん (10/11)