2018年12月15日

感傷・最終話







…つい呆けて、感傷に浸ってしまった…。
そんなガラでは無いだろうと、黒川は自分で自分を笑い
事務所へと向かう準備をする。

電話が鳴る。
相手はイツキだった。




「……なんだよ?」
『あのね、俺ね、今日の学校、お昼でお終いなんだけど…、ご飯、食べに行きたいな。
…結局、焼肉屋さん、行けなかったじゃん』
「……昼間っからか?……俺はそんなに暇じゃないぞ?」




必要以上に不愛想に返事をしてみるのは、今しがたまでイツキの事を考えていた、照れ隠しなのか。
……昔に比べ、最近は甘やかし過ぎだ……。少し、距離を取った方が良いのではないかと、……チラリと、思う。けれど…



『………駄目?』
「……15時くらいに事務所に来い。……制服は着替えて来いよ」
『はぁい』



けれど、まあ、それは次の機会に。
黒川は電話を切って、ふふ、と鼻で笑うのだった。







ああ、やっぱりベタ惚れの話に・笑
posted by 白黒ぼたん at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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