2019年05月20日

余波・2







「…接待飲みなんて…、大体、イツキちゃん未成年でしょ?お酒飲んじゃ、ダメじゃん…」
「……ちょっとだけ…、……でしたよ。……昨日は…、どうしても社長さんが行けなくなっちゃったからって…、…それで、…たまたまです…」
「イツキちゃんは…、…可愛いんだから。……間違いがあったら困る。……俺が紹介した仕事先で、……なんかあったら、俺……」
「…ミツオさん…」




そんな会話を、合間、合間に…したと思う。
ミツオが部屋に上がり込んでから、キスをして、事が始まるまで…早すぎて、話しておきたい事が、追いつかない状態だった。

ミツオは、先日、最終電車を理由にイツキと別れてしまった事を、ずっと後悔していたと言う。


「……こんな所で、……一人ぼっちで…。……可哀想だよ…」
「…そう、…でも…、ないですけど……」
「イツキちゃんの彼氏はさ、何、考えてんの?……このまま、放ったらかしでいいの?」
「…良くはないですけど…。……ちゃんと、……考えてるとは…思いますけど……」



以前から少なからず好意を抱いていた相手が、今、不憫な状態にいる。
自分は手助けしたつもりでも、さらに、困った状況になっては…申し訳が無さすぎる。
ミツオにすれば、とにかく、どうにかしてやりたい一心なのだが、どうすれば良いのかなど、見当もつかず。

いっそ、身もココロも、頭のてっぺんからつま先まで、すべて、自分が愛してやれれば良いのかと

そんな身の程知らずな思いすら、チラリと…浮かぶ。





「………あ。………ミツオさん、そこ、………駄目です……」




薄っぺらな布団の上に絡まりながら倒れ込んで。
背中から抱き締めて、はだけた肩口に唇を寄せて、手を、腰から下に潜らせ…、脚の間に捻じ込んで。
指先を尻に這わせ、窪みの上でくるくるとやって、少し中に押し込んで、軽く揺らして。




「……だめ…」




駄目と言って止まるようなら、イツキもミツオも、苦労はしない。





posted by 白黒ぼたん at 23:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
いつも一応、駄目…とは言ういっちゃんですが、もちろん止まりませんよね〜
ミツオも自分が幸せにできれば…って思っているのがわかるのですが、相手が悪い ww
黒川早く
Posted by はるりん at 2019年05月21日 19:55
駄目って言ういっちゃん。
一応、断ったとゆーのが免罪符がわりなのでしょう。

黒川、早く!
Posted by ぼたん at 2019年05月21日 22:16
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