2019年06月15日

極楽の夜・10







男の手はイツキの股間を弄り、通常、生えているであろう毛を探す。
イツキは、実は少し前までは……辛うじて子供の様な産毛が生えていたのだけど……、先日それも処理してしまっていた。

最近は、衛生上の理由から全身脱毛をする若者もいるが……まあ、男子は稀だろう。
そんな事をするのは、性産業に関わる者か、特別な性癖のある者だけだと、

自分も、少なからずその産業に携わっている男は、知っていた。




「………どこのシマだ?……ここいらじゃ見ないもんなぁ…。……デリヘルか?立ちんぼか?」
「…………そんなんじゃ…ない……」
「そうか?……それしちゃぁ……緩いケツ穴だな……」



男は立てた親指を、イツキの入り口の上に当てる。風呂上がりでまだ濡れそぼったそこは、少し力を込めただけで、簡単に中に入ってしまう。
くるくると回し、ふふふと笑い、「………ちょっと試してみるか…?」などと言う。

元々、男にその趣味は無かった。
イツキが風呂場で過剰に意識し、慌てて逃げ出すような真似をしなければ、案外、何事も起きなかったのかも知れない。






「やッ……だめだめだめ。俺、駄目です。…怒られちゃう。俺、…ボスがいます。こんな事、知られたら…、大変。……本当に、……大変なことになっちゃう……」
「……静かにしろよ、……人が来ちまう…」
「本当に、駄目なんだってば!……ダメー!!」




イツキにしては珍しく大声を出し、最後の抵抗を試みる。
身動きが取れないながらももぞもぞと身体を動かし、くねらせる。

それでも男は、イツキの下着をずり下げ、尻の割れ目に自分のモノの先端をあてがう。
熱と質量。触れただけで、イツキは許してしまいそうだと…、……傾く気持ちに揺らぐ。








「………あれー、誰かいますかー?」

そう声が聞こえ、
幸か不幸か、脱衣所に人が入って来た。






posted by 白黒ぼたん at 06:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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