2019年10月11日
誘惑・5
すっかり良い感じに出来上がり、餃子屋を出る。
店の外には頼んだ運転代行の車が停まっていて、イツキと林田はその車に乗り込む。
先にイツキの家。林田は、後。
「………林田さんは…、………いい人ですね…」
「……え?」
「……俺と、ちゃんと…、……接してくれる。……あんな事があったのに…」
後部座席に並んで座り、イツキは、酔っぱらったたどたどしい口調で、そう話す。
酩酊しているのか、何かの作戦なのか。ちらりと視線を寄越し、いつもの笑みを浮かべる。
「……そ、それは…、…イツキくんが、仕事、一生懸命頑張っているからだよ。……一緒に働く仲間としてさ、……フェスタも、成功させたいし……」
「……う…ん…」
イツキはどこか嬉しそうにこくんと頷き、ふふふと笑い、そのまま…、…眠気が限界という風に、林田の肩にもたれ掛かる。
茶色い、柔らかなイツキの髪の毛が、林田の鼻先をくすぐる。
白いうなじ、赤く色づく耳たぶ。
どれもあの、間違いを起こしてしまった日と同じ様子。
身体の奥がどくんと脈打つ。……これはマズイと自覚する。
……勃たせては、シャレにならない。……イツキに処理して貰う訳にもいかない。
……このままイツキの頭を押さえつけて、……膨れたズボンの中身を取り出し、口に突っ込んだらどれだけ……気持ち良いか……など
考えまいとするほど、その事だけが、頭の中をぐるぐると回る。
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これは拷問ですww
いっちゃん、あかんわw
本当に拷問。生殺し。林田さん…お気の毒です…
Aさま
いっちゃんは自分がどれだけ垂れ流しか、解ってないんですわー
……それとも、解っててやってるのか!?