2019年10月25日

わかりやすい迷路







イツキの頼み通り、コトは、3時間の休憩内に収まった。
イツキはサックリ、シャワーを済ませ、ホテルを出る。

二人でタクシーに乗り、今度はきちんと家の…、少し手前の通りで降ろしてもらい帰宅する。
松田も、自分の部屋に帰る。少し離れたターミナル駅、駅前の、高層マンション。




自室で松田は上着を脱ぎ、夜景が見渡せる広い窓の傍に置かれたパーソナルチェアに座る。
途中、ボードから洋酒のボトルを取る。グラスも使わずラッパ飲み。

それでも、ちっとも酔いは回らない。


以前から目を付けていたイツキと、セックスしたと言うのに。
満足するどころか、何か別の欲求が、チリチリと燻り始める。






職場の知り合いを護るという変な正義感に覚悟を決めたイツキは、手早く服を脱ぐと、ベッドに上がり…、後は…、いつも通りだった。
ニコリと笑い、はじらい、身体をくねらせ、それでいてぎこちなく。
自分から松田にしな垂れ掛かるくせに、松田の手が素肌に触れると、まるで生娘のように強張り、小さく震え、
いやいや…と、首を横に振って、唇を噛みしめながら、…腰をひくつかせてみせるのだ。




『………溜まってんじゃ、ね?………ご無沙汰だったとか……?』



腰に手を下すとそれだけでイツキは、甘ったるい鼻息を鳴らす。
言われた事は事実だが、それを認めたくはない。





posted by 白黒ぼたん at 22:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
いっちゃんは、奥が深いのです…
Posted by はるりん at 2019年10月26日 15:07
松田さん、順調にハマり中です。
Posted by ぼたん at 2019年10月29日 22:33
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/186727122
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
最近のコメント
フェスタ・21 by ぼたん (12/09)
フェスタ・21 by はるりん (12/07)
フェスタ・19 by ぼたん (12/05)
フェスタ・19 by はるりん (12/04)
フェスタ・18 by ぼたん (12/03)
フェスタ・17 by ぼたん (12/03)
フェスタ・18 by はるりん (12/03)
フェスタ・17 by はるりん (12/01)
フェスタ・14 by ぼたん (11/27)
フェスタ・14 by はるりん (11/27)