2020年03月17日

限界







ようやく黒川も服を脱ぎ、ベッドに寝転がる。
イツキは黒川の足元から擦り寄り、その中心のものを口に含む。
すでに愛撫の必要も無いほど張りつめたそれは、イツキの喉奥に刺さり、苦しいほど。
力強さの分だけ、自分が求められているのだと思うと、それだけで感じる。


「……マサヤ。……俺、もう、我慢出来ないんだけど……」


黒川の返事を待とうかと思ったのだが、黒川は楽しそうにニヤニヤと笑うだけだった。
イツキは…、我慢の限界というふうに腰を揺すり、黒川の腰の上に跨り、黒川の先端を自分の入り口に押し当てる。


「……おいおい。…がっつき過ぎじゃないのか?……お前、向こうに行っている間に…、余計、淫乱になったんじゃないのか?」
「………………そう…かも……」


一息つく間に、イツキは腰を沈め、ずぶずぶと黒川の物を飲み込んで行った。





久しぶりの自宅に久しぶりの黒川。
感度が増すのは当然のコトだと思う。
……そう、自覚は無かったのだが……
以前は毎晩のように、男に抱かれていたイツキなのだ。
……向こうでの生活は……、欲求不満だらけだったのだろう…。
この衝動ばかりは、…ココでなければ、満たされない。

繋がった個所をさらに押し当て、イツキは黒川に懇願する。



「………マサヤ、……お願い。………俺、滅茶苦茶に…なっちゃいたい………」






そう、請われるまでもなく黒川も、すでに限界というところだった。





posted by 白黒ぼたん at 23:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
いっちゃんのお願いとあらば、黒川、頑張らないといけませんね!
満足行くまで、何時間もかかるかな?
朝になりますね笑
Posted by はるりん at 2020年03月18日 06:15
若い子には付いていけませんね〜
黒川、大変ー!!笑
Posted by ぼたん at 2020年03月18日 23:56
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