2021年07月08日
正当な理由
言うだけ言うと黒川はすぐに背中を見せ、さっさと歩き始める。
イツキは、自分から振った言葉だったが…驚き目を丸くし…照れ臭そうに笑う。
それは最終的な正解では無いだろうが、ひとまず、気持ちを整理するには十分な言葉だった。
おそらく、まだこの先も2人の問題は多々起こるのだろうが、
それらにきちんと向き合うための、正当な理由にはなるのだろう。
遊歩道の向こうに、こちらに向かって来る車のライトが見えた。迎えの車らしい。
「…イツキ、来い。…置いて行くぞ!」
そう黒川が怒鳴るが、不思議とそう怖い感じはしなくなった。
イツキは「はぁい」と答え、急ぎ、黒川の後を追いかけた。
ひとまずここで、この夜は終わり。
あああ、最終回ではないのよ。笑笑
仕切り直して、次の展開に行きます。
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あーなんだか幸せです
とりあえず、最終回では無さそうです。ははは。