2023年03月29日

寝室にて









「隣の三浦さん。良い人なんだろうけど…なんだか、気になるんだよね……」
「……お前が色目で見ているんじゃないのか?」
「あと、お店の周りも……たまに見掛けない車が停まってて……」
「……どこぞでお前がタラし込んで来たんだろう?」


寝室に移動しベッドに上がり、お互い、服を脱がせながらあちらこちらに唇を寄せる。
時折、黒川はイツキを馬鹿にするような言い回しをし、イツキはチラリと黒川を睨む。

それでも、黒川の手はイツキの中に入り、丁度よくくるりと撫ぜあげる。
イツキはふうと甘く息を付き、腰を揺すり、尻で感触を味わう。


「……い、一ノ宮さんにも、聞いたんだけど。あのお店の場所って……キレイ?
何か、ヤクザ絡みの、何かがあったりしない?」
「無い。その辺りは松田も調べたんだろう?」
「ん。問題は無いって言ってたけど。わりと新しい地域だし、そういうのは…無いって……
でも、一応、上にはいるらしいから……挨拶に行った方が良い…かな……ぁっ…て……」


黒川は指をイツキの中に残しながら、イツキの中心にも舌で愛撫を与える。
これをされると、イツキはもう喋ることが出来なくなる。
黒川の髪の毛に指先を絡め、頭を、押し付けたいのか引き剥がしたいのか。
それとももう、そんな前戯は良いから、早く次に行って欲しいのか。


「挨拶?止めておけ。いらんトラブルの元だ。
どうせ目を付けられて、すぐにヤられる。………こんな…」





黒川は顔を上げ、そう言いながら指をイツキの中から、わざと焦らすようにゆっくりと引き抜く。
イツキはそれだけで達してしまいそうに悶え、身を捩り、んんん、と声を上げる。


「……こんなズブズブのいやらしい身体で、何の挨拶だよ」


黒川が挿入しようと自身の先端をイツキの入り口に当てがうと
イツキの腰は、自動的に上がった。







posted by 白黒ぼたん at 12:06 | TrackBack(0) | 日記
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