2023年12月05日

おかしな事








イツキが『仕事』で客を取らなくなって、暫く経った。
黒川との関係も概ね良好。
意にそぐわない行為の時には、ふいに黒川を思い出して、困る。などと
可愛い事を言ってみたりもする。

実際、二条との行為も、嫌だった。
三浦のとばっちりで、乱暴に組み敷かれ、された訳だが



嫌だと思う反面、身体は、異様に感じていた。




「なあ、店長さん。本当にさ、悪かったと思ってるんだぜ。
そのお詫びも兼ねて…って言っちゃ、変だけど。…いやぁさ
俺、あんたみたいなの、初めてなんだよ。ちょっとさ、勉強の為にも…
……もう一回、やらせてよ」




二条は妙な理屈を並べ、イツキを口説く。
イツキは怒ったような顔をして、首を横に振る。




あの時、あんなに感じていたのは……あの状況だったからなのだ。
別に、二条自身に、何か特別なものがある訳ではない。
駄目という場所で、嫌な相手に無理やり犯されて、少し、興奮しただけ。

挿入された瞬間の、とろけるような、頭の天辺まで痺れるような、あの感じは…
何だったのか。


確認してみたい……と、思うのは可笑しな事だった。







posted by 白黒ぼたん at 22:04 | TrackBack(0) | 日記
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190682315
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック